パドレスの新人パダックがメジャー初勝利 猛打マリナーズ打線を7回1安打

[ 2019年4月25日 12:19 ]

マリナーズ戦でメジャー初勝利を挙げたパドレスのパダック(AP)
Photo By AP

 パドレスの新人投手、クリス・パダック(23)が24日に地元サンディエゴで行われたマリナーズ戦で今季5度目の先発。ストレートの最速は91マイル(約146キロ)程度だったが、7回まで83球を投げて1安打しか許さず、9つの三振を奪って無失点に抑えた。

 パドレスは2回に7番イアン・キンズラー(36)がマ軍先発のフェリックス・ヘルナンデス(33)から2号ソロを放ち、この1点を守り切ってパダックにメジャー初勝利をプレゼント。パダックは「ここまで来るのが長かった。とてもうれしい」と笑顔をのぞかせた。

 パダックはテキサスA&Mから2015年のドラフト8巡目にマーリンズに指名されたが、16年6月にパドレスにトレードで移籍。しかし右ひじを痛めてトミー・ジョン手術を受け、17年は全休していた。今季のキャンプ時も招待選手での参加。そこからはい上がっただけでなく、得点、本塁打、安打数、長打率で今季リーグ1位のマリナーズ打線を完ぺきに抑えての勝利とあって喜びもひとしおだった。

 パドレスは6連敗のあと3連勝を飾って14勝11敗。ナ・リーグ西地区では過去8季連続で3位以下だったが、今季は現時点で首位ドジャースに0・5ゲーム差の2位につけている。

 16勝11敗となったマリナーズはア・リーグ西地区の首位から再び2位に陥落。4月6日以降、6連勝→6連敗→3連勝→3連敗と、白星も黒星も続く状態となっている。

続きを表示

この記事のフォト

2019年4月25日のニュース