楽天・浅村、逆転V3ラン 通算150号で古巣・西武に強烈“恩返し”

[ 2019年4月18日 05:30 ]

パ・リーグ   楽天7―4西武 ( 2019年4月17日    楽天生命パーク )

5回2死一、二塁、左越えに逆転3ランを放つ浅村(撮影・西海健太郎)   
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 楽天の浅村栄斗内野手(28)が、17日の西武戦で5回に逆転3号3ランを放ち、プロ通算150号本塁打に到達した。オフに移籍した古巣への恩返しとなる一発で、メモリアルを飾った。チームは本拠地で2連勝し、球団史上2度目となるリーグ10勝一番乗り。ソフトバンクが敗れたため、単独首位に再浮上した。

 これぞ昨季の打点王という一発だった。1点を追う5回2死一、二塁。浅村はファウルで粘った末、8球目の140キロの甘い直球を見逃さなかった。打球は楽天ファンが待つ左中間席最前列へ。古巣への強烈な「恩返し弾」となった逆転の決勝3号3ランで、通算150本塁打の節目に到達した。

 「“ここで打たないと”と思って打席に入った。戦っている以上、勝たないといけない。勝ちにつながる一本が打てて良かった」

 ベンチ前で記念ボードを掲げると、一塁側の西武ベンチからも拍手で祝福された。プロ2年目の10年8月10日に放ったプロ初本塁打も仙台だった。「覚えてますよ。(当時は)まさか自分がここまで本塁打を打てるとは思っていなかった」。思い出の地で、新たなユニホームに身を包み節目のアーチを架けた。

 積み重ねてきた本塁打で一番記憶に残っているのが、今季2号となった9日の西武戦での2ランだ。「最近打ったばかりというのはあるけど、一番印象に残っている。完璧でしたから。もちろん、相手がライオンズというのもありますけど」。FA移籍後初の古巣対決で、県営大宮公園野球場の左翼場外まで飛ばした超特大弾だった。忘れられない149本目から8日後。今度は、本拠地で古巣相手に千金の一発を放った。

 西武戦になると勝負どころで見事に期待に応える。「複雑な思いはあるけど、今は楽天が勝つことだけを考えている」。今季は4戦で打率・375、6打点、2本塁打の「レオキラー」ぶり。チームも昨季は6勝19敗とお得意さまにされた西武相手に、開幕から4戦全勝だ。平石監督も「あの一発は物凄く大きかった」と称え、「何かやってくれるんじゃないかという雰囲気を感じていたし、ベンチでそう話していた」と感嘆した。

 目標がある。「300本は打ちたいですね」と浅村。その一方で「ヒットの延長だと思っているので」と続けた。チームは2連勝で単独首位に返り咲いた。リーグ10勝一番乗りは2年ぶりで、球団史上2度目。スタートダッシュを支えているのは、間違いなく浅村という新たな大黒柱だ。 (重光 晋太郎)

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