ダルビッシュ 「ぶっつけ本番」フォーム修正で取り戻した安定感「課題の一つはクリアできた」

[ 2019年4月11日 20:33 ]

ナ・リーグ   カブス2―5パイレーツ ( 2019年4月10日    シカゴ )

パイレーツ戦に先発登板したカブス・ダルビッシュ(AP)
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 3度目の登板で今季初勝利を目指したカブスのダルビッシュ有投手(32)が10日(日本時間11日)、本拠地パイレーツ戦に先発し、5回1/3を投げて5失点(自責4)で2敗目を喫した。それでも、課題の制球は改善し「何よりも四球がなかったので良かった。(カウントが)3―2になってもやばいなというのはなかった。メンタル的にも技術的にも良かった」と手応えを強調した。

 初回にセルベリに左中間にソロ本塁打を被弾。3回には投手に死球を与えたあと、マルテに内角直球を左翼に2点本塁打されたが、そこから大崩れしなかった。気温4度、体感温度は氷点下の凍りつくような本拠地リグレー・フィールドだったが制球は安定し、ストライク率も68・8%。ここまで2試合で計11四球と制球に苦しんだが、安定感を取り戻した。

 なぜこれまで制球が安定しなかったか。前回4日のブレーブス戦の映像を見て、骨盤が入りすぎて前かがみになっていたこと、左肩が入りすぎていたことに気づいた。「昨日の時点でどうかっていうところだったけど、今日ぶっつけ本番で行って、かなりいい感じがつかめたと思います。100点ではないけど、なかなかクリアできない課題の一つはクリアできた」。一番の課題である真っすぐのストライク率も66・7%だった。

 打たれた5安打のうち3本は内野安打。2本は本塁打だが、制球重視で左肩の動きを加減していた。「今日は肩が入らなすぎたというのがある。だから球速がちょっと落ちた。2つともちゃんととらえられたが、もうちょっと球速が出ていれば、ああいうことになっていなかった」と言う。

 予定通りなら次回は15日(同16日)の敵地マーリンズ戦とみられる。「ストライクを取りに行かないといけない、ストライクゾーンに投げに行く、過去2年がそうだったが、今日の場合はストライクゾーンに行く。その違いがあるので、投げている中で、ストレスもぜんぜん違う。もうちょっと結果を出したり、信頼を得られるようになれば(もっと長いイニングを)投げさせてくれると思うので、がんばります」。力強い直球を取り戻し、次こそは白星をつかみとる。(シカゴ・奥田秀樹通信員)

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