ヤクルト延長1イニング最多12点 15年リーグV以来のマツダ3連戦勝ち越し

[ 2019年4月11日 05:30 ]

セ・リーグ   ヤクルト15―3広島 ( 2019年4月10日    マツダ )

10回1死満塁、雄平の適時打で生還し笑顔でタッチを交わす山田 (撮影・奥 調)
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 ヤクルト各打者の打球が次々と野手の間を抜けていった。同点の延長10回。打者16人で奪った得点は12。延長戦では1イニングでの史上最多得点だ。1死満塁から敵失で勝ち越しバレンティンが右前適時打で続き、雄平がダメ押しの中前2点打。その後も止まらなかった。

 「僕の前に凄い打者が多いので良いところでの打席が多い。昨日(9日)は全然打てなかったので貢献したかった」と雄平は話した。1点ビハインドの3回には1死一、三塁で右前に同点打。4回にも一時勝ち越しとなる左翼線適時二塁打を放った。無安打に終わった前日の雪辱を果たす今季初3安打で4打点。7日の中日戦から3試合連続での打点でクリーンアップの役割を果たした。青木は「今日は雄平に尽きる」とヒーローの肩を叩いた。

 努力の男だ。野手転向10年目の34歳。ベテランながら、2月の浦添キャンプでは全体練習後もマシンを相手に黙々と個人練習に没頭した。何度も打撃フォームを確認。左足をわずかに右足側に入れることで「壁」をつくり、右足を上げたときに体が捕手方向に入りすぎることを防ぐ形にたどり着いた。オープン戦の打率は4割超。結果を残し、シーズンに入ってきた。

 チームは2連勝で3カード連続での勝ち越し。この日、中日に敗れた巨人と並び、昨年の4月10日以来、ちょうど1年ぶりに首位に立った。小川監督は「まだ11試合だから」と素っ気ないが、マツダスタジアムでの3連戦勝ち越しはリーグ優勝した15年の8月以来。4年ぶりの優勝へ、一戦必勝で白星を重ねていく。 (黒野 有仁)

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