ソフトBの8年目・釜元にブレークの予感 転機となった指揮官の“厳命”

[ 2019年4月11日 08:30 ]

<ソ・ロ3>8回1死、右中間にプロ初本塁打となるソロを放つ釜元(撮影・岡田 丈靖)
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 ソフトバンクの8年目・釜元にとって、ブレークの年となるかもしれない。4月6日のロッテ戦で「9番・左翼」でプロ初スタメン出場すると、第1打席で左前に運ぶプロ初安打。翌7日の同戦では、8回1死からプロ1号本塁打をマークした。「狙ってもいいかなと思って」と、迷いないスイングで、中堅右のテラス席に運んだ。

 プロ初安打を放った夜、ヤフオクドームのロッカーと駐車場を往復する姿があった。「財布が見つからないんですよ…」と、喜びが半減するアクシデントもあったが「助手席の下にありました」と、無事に発見。気分よく翌日の初アーチにつなげた。

 転機は肉体改造だった。昨秋の宮崎キャンプで工藤監督からパワーアップのために増量を厳命された。オフは1日6食、間食には昨年結婚した夫人のおにぎりを胃袋に詰め込んだ。プロテインを摂取する回数も増やし「お腹が空いている時間をなくした」と振り返る。トレーニングの効果もあって、体重は5キロ増えて83キロになった。指揮官からは「82キロを切ったら2軍に落とすぞ」とおどされながら、1軍の舞台にしがみついている。

 2年連続で日本一を成し遂げ、スター選手がそろうソフトバンク。その中で、育成選手出身の苦労人がアピールを続けている。(記者コラム・川島 毅洋)

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