雄星 6回5安打3失点、勝ち投手権利で降板も…またもメジャー初勝利ならず

[ 2019年4月11日 11:34 ]

ア・リーグ   マリナーズ6―5ロイヤルズ ( 2019年4月10日    カンザスシティー )

ロイヤルズ戦に先発したマリナーズの菊池雄星(AP)
Photo By AP

 マリナーズの菊池雄星投手(27)が10日(日本時間11日)、敵地カンザスシティーでのロイヤルズ戦で、メジャー4度目の先発。6回を投げ、5安打3失点(自責点3)で、勝利投手の権利を持って降板したが、救援陣が失点してメジャー初勝利はならなかった。チームは、9回のハニガーの勝ち越し本塁打で6―5で勝利した。

 移籍後初となる中4日での登板。1点の援護を受けての初回のマウンドは、2死からモンデシーに右前打を許し、盗塁も決められ2死二塁に。さらに4番ソレアに左前に運ばれ同点に追いつかれた。

 2回は7番ドジャーに勝ち越しソロ本塁打を被弾。2死から9番ゴアに安打&盗塁を許したものの、追加点は許さなかった。

 1点のリードをもらった直後の3回は、1死からモンデシーに四球を与え、二盗を許したものの三盗は阻止して2死。しかし、ソレアに左中間に本塁打されて再び同点とされた。

 味方打線が2点を勝ち越した直後の4回は三ゴロ、右飛、遊ゴロとこの試合初めての3者凡退。勝利投手の権利のかかった5回も三ゴロ、中飛、遊飛の3者凡退に抑えた。6回は2安打されていたモンデシー、本塁打を浴びたソレアを連続空振り三振。シュウィンデルを三ゴロに仕留め、この回で降板した。

続きを表示

この記事のフォト

2019年4月11日のニュース