阪神1安打零封負け 左アレルギー深刻 矢野監督「打破していかないと」

[ 2019年4月11日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神0―2DeNA ( 2019年4月11日    甲子園 )

7回2死、中飛に倒れ、天を仰ぐ福留(撮影・大森 寛明)
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 阪神は4月10日のDeNA戦(甲子園)で浜口に今季初の零封負けを喫した。5点差大逆転のミラクル劇を演じた前夜9日から一転、初回に糸原が放った1安打のみと沈黙。7四球をもらいながら2度のけん制死など攻撃の流れを断たれた。

 この日で対戦成績を通算5勝1敗とされた浜口はもはや天敵だ。1安打で敗れるのは昨年10月1日のDeNA戦以来で、この時の相手先発も浜口だった。計18回連続無得点と屈辱的な数字が並ぶ。矢野監督も言葉を絞り出した。

 「変化球はね、結構低めに来たり、逆に抜けた球もなかなかタイミングが取れず、ちょっと打てなさすぎましたね。あと1本どこかで出ていると、流れも大きく変わったんですけどね。あす打つしかないですね」

 投球のみならず、けん制球でも勢いをそがれてしまった。安打は初回の糸原のみだが、その糸原は一塁けん制球で刺された。3回は北條が四球で出塁したものの、またしてもけん制球で刺され、反撃ムードはしぼんだ。「うまいのはもちろんわかっているんですけど、そういうところでちょっと流れをね、止めてしまったかなというのはありますね」。7四球をもらいながらリズムを断たれ、最後まで本塁が遠かった。

 この日の浜口だけでなく、今季の打線は左腕に苦戦を強いられている。巨人戦はメルセデスと高橋に、広島戦は床田に白星を献上しするなど今季の対左腕は1勝4敗だ。突きつけられた現実に、指揮官も苦り切った表情を浮かべた。「それは打破していかないとダメだと思うし、普通にいえば、うちの打線は左打者が多いので左が来るってことは考えられるので、何とかしていけるように頑張ります」と語気を強めた。

 球場外では不穏な空気が流れるひと幕もあった。試合の終盤、チケットを持たない一般男性が球場入り口正面で暴れ、警備員に取り押さえられるシーンもあった。カード勝ち越しをかけた第3戦は秋山が先発する。虎党をスカっとさせる快勝で勢いを取り戻したい。「早い回に打線の援護があると、秋山も投げやすいと思うので、あしたは打ってくれると思います」と指揮官。相手は右腕の大貫。奮起を信じ、前を向いた。(吉仲 博幸)

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