巨人・高橋監督「それは現実」4年連続V逸 1点差試合に勝てない

[ 2018年9月16日 05:30 ]

セ・リーグ   巨人1―3DeNA ( 2018年9月15日    横浜 )

<D・巨>3回2死満塁、桑原に押し出し四球を与えた菅野 (撮影・大塚 徹)
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 巨人は131試合目で、借金が今季最多の7に膨らんだ。引き分けを挟んだ4連敗。球団ワーストタイの4シーズン連続で、リーグ優勝の可能性が完全消滅した。高橋監督は「それは現実ですから。ただ今日で全てが終わるわけではない」と残り12試合を見据えた。

 菅野をしても、負の流れを断てなかった。指揮官が「結果以上に内容が良くない」と指摘したように、7回までに120球を投げて2失点。初回こそ二塁手・山本の落球による失点だったが、3回は3連続四球の押し出しで追加点を与えた。菅野は「(V逸は)悔しいとしか言いようがない」と悔やんだ。

 今季は故障者が続出し、苦しい戦いが続く。この日も救援陣の厳しい台所事情を露呈した。カミネロ、マシソンは故障のため相次いで渡米。1―2の8回、急造セットアッパーの畠で流れを変えたかったが、逆に点差を広げられた。1点差試合の「9勝23敗」が物語るように接戦を取れない。

 打線もここに来て不振の波が到来した。ここ5試合は平均1・4得点で「調子が良くないと言っても始まらないので何とかしないといけない」と指揮官。3位ながら試合の消化数が多いため、自力でのCS進出の可能性も消滅。他球団との勝敗の兼ね合いで復活する可能性はあるが、中日、DeNA、阪神が1・5ゲーム差で迫っている。もう一戦必勝しかない。 (神田 佑)

 ≪1点差試合の勝率球団史上最悪更新も≫今季巨人の1点差試合は9勝23敗、勝率.281と大幅負け越し。セでは次いで悪い中日の.487(19勝20敗)を2割以上も下回る。また、首位広島、2位ヤクルトとの1点差試合はいずれも0勝5敗。巨人の1点差試合勝率ワースト記録は最下位に沈んだ75年の.306(11勝25敗)で3割未満はない。

 ≪球団ワーストタイ≫巨人が4シーズン連続で優勝を逃したのは44、46〜48年(45年は太平洋戦争のため休止)、03〜06年に並ぶ3度目の球団ワーストタイ。高橋監督の就任1年目から3年連続V逸は84〜86年王監督と並ぶ2人目のワーストタイになる。

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