記録づくめの猛虎打線復活 2度の1回9点で20得点 大山3発含む6安打7打点

[ 2018年9月16日 17:50 ]

セ・リーグ   阪神20―4DeNA ( 2018年9月16日    横浜 )

<D・神>勝利のタッチをかわす大山(手前)ら阪神ナイン(撮影・坂田 高浩)
Photo By スポニチ

 阪神打線が2度の1イニング9得点など、19安打で今季最多の20得点と爆発し、DeNAに圧勝。連敗を3で止めた。

 3回に自ら満塁アーチを放った先発投手の藤浪は5回6安打4失点で6月27日のDeNA戦(横浜)以来81日ぶりとなる今季3勝目(3敗)。3番・大山は1イニング2発を含む3本塁打で6打数6安打7打点の大活躍だった。

 藤浪は、初回1死しか取れず5失点で降板した7月26日の広島戦(甲子園)以来52日ぶりの1軍登板。初回に2点援護をもらいながら、その裏に筒香に同点2ランを浴びるなど心配な立ち上がりとなったが、3回に打線が打者12人で一挙9得点を挙げ、大量点に守られて勝利投手の権利を得る5回を投げ切った。

 この3回に藤浪も自ら左翼スタンドへ満塁アーチ。投手による満塁アーチはガルベス(巨人)が1999年8月13日に横浜戦(横浜)で放って以来19年ぶり、通算19本目の快挙となった。

 バットでも魅せた藤浪に負けじと打線は19安打を放ち、今季最多の20得点と大爆発。3番・大山は初回の左前先制適時打に続いて、3回には左越え7号ソロ、左越え8号2ランと1イニングで2本塁打を放つなど大暴れ。5回には左前打、8回には中前打を放つと、打者一巡で再び回ってきたこの回2度目の打席で左越え9号3ランを放って6打数6安打7打点を記録した。個人の1試合6安打は2003年7月27日のオリックス戦で城島(ダイエー)が記録して以来15年ぶりで、1リーグ時代を含めて史上9人目の快挙。

 DeNAは先発投手の左腕・今永が3回途中6失点KOされ、リリーフした2番手の左腕・田中健も藤浪に満塁弾を浴びるなど2/3回で5失点。5番手・三嶋は7回を3者凡退に仕留めたが、2イニング目に入った8回は6安打を打たれて7失点と散々だった。

続きを表示

この記事のフォト

2018年9月16日のニュース