右肘手術は…エ軍エプラーGM明言 大谷の結論無期限で待つ「決断は本人に任す」

[ 2018年9月16日 05:30 ]

ア・リーグ   エンゼルス0―5マリナーズ ( 2018年9月14日    アナハイム )

<エンゼルス・マリナーズ>試合前、NHLのアナハイム・ダックスのユニホームを贈られ笑顔を見せる大谷(撮影・会津 智海)
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 右肘のじん帯に新たな損傷が判明したエンゼルスの大谷翔平投手(24)について14日(日本時間15日)、ビリー・エプラーGM(42)がスポニチ本紙の取材に応じ、じん帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)を受けるか否かなど今後の方針について、期限を決めずに大谷の決断を待つ意向を示した。

 エプラーGMは現状を「月曜日(10日)のミーティングで我々は我々の提案をした。決断は本人に任せ、今は待っている状態」と改めて説明。その上で、「シーズン終了までには決めてほしいか」との問いに「期限は決めていない」と語った。

 10日に行われた両者の会談では、手術を勧めている球団の医療スタッフも同席し、今後の選択肢について意見を交換した。大谷は会談後に「(結論は)近いうちではないか」と話したが、いまだに結論は出ていない。

 打者でシーズン「完走」を希望している大谷。出場を続けている間、あるいはシーズン後にチームドクター以外の診察を受けてセカンド、サードオピニオンを求める選択肢も含め、熟考中とみられる。前日にはマイク・ソーシア監督が「彼は来年投げない」と球団の方針に沿った私見を述べたが、あくまで決めるのは大谷自身。そして、決断の時期も大谷に委ねられている。

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