巨人・宇佐見の初球に注目――初心と自信を取り戻して1軍復帰

[ 2018年9月16日 09:30 ]

巨人の宇佐見
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 巨人・宇佐見が「初心」を取り戻して帰ってきた。武器はパンチ力。2年目の昨季は21試合に出場し、打率・350、4本塁打をマークした。「去年は積極的にスイングし、結果につながった」。だが今季はその長所が鳴りを潜めていた。6月13日の昇格以降、1軍に定着し12試合にスタメン出場したものの、打率は・109と低迷。8月30日に2軍降格を告げられた。

 不振の要因を「真っすぐを捉えられていない。初球から振りにいく気持ちが足りなくなっていた」と分析。確実にヒットにできる球を待つ。ストライクを見逃して、追い込まれる。凡退し、打率が下がる。「打ちたい」気持ちが高まり、さらにゾーンを狭めてしまうという悪循環に陥っていた。

 不振脱却のため、内田2軍打撃コーチの指導の下、心構えを変えた。ゾーンを広げて「打てる球をどんどん振っていこう」とシンプルな考えに。結果はすぐに出た。ファームで出場した4試合で、12打数9安打、打率・750と打ちまくった。「自信」を手にし、1軍の舞台に戻ってきた。

 現在、1軍の捕手は3人。小林、大城とレギュラーを争う。ここまでの131試合中、小林は87試合、大城は32試合でスタメンマスクをかぶっている。試合に出ていない時は、2人のリードに目を凝らす。「自分にない配球を参考にする」。ライバルの良い所を盗みながら、正捕手の座を狙う宇佐見。バッターボックスに入ったときは、特に初球に注目だ。(記者コラム・岡村 幸治)

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