桑田氏、最強中学生打線と“真剣勝負” 谷繁氏、中3相手に「ムカッときました」

[ 2018年9月16日 21:16 ]

桑田真澄氏
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 巨人で背番号18を背負い、エースとして君臨した桑田真澄氏(50)が16日放送のテレビ朝日「ビートたけしのスポーツ大将」(後6・57)に出演。9人の中学生スラッガーたちと真剣勝負を繰り広げた。

 桑田氏は投手として活躍。PL学園時代に甲子園で20勝、プロでは通算173勝を挙げ、87年には沢村賞も獲得している名投手。今年の第100回全国高校野球選手権ではレジェンド始球式にも登場しており、番組では“2イニングで桑田投手から何点取れるか”というもの。プロ野球史上最多3021試合出場を誇る名捕手・谷繁元信氏(47)とレジェンドバッテリーを組み、最強中学生打線と対戦した。

 桑田氏は年齢50歳ということもあって、球速は120キロ台前半が主体。しかしコントロールは抜群な上、ストレート、カーブ、スライダー、シュート、スプリットと球種も多彩。随所で圧巻の投球術を見せつけた。

 1回、先頭打者を遊ゴロに抑えたものの、2番、3番に連打を浴び1死一、二塁のピンチ。4番打者に痛打されるが一塁ライナーで併殺となり無得点で切り抜けた。

 2回は5番を左飛に打ち取ったものの、6、7番に連続ヒットを打たれ、またも1死一、二塁に。8番を左飛に打ち取ったが、9番の“関西No.1スラッガー”森川倫太郎選手にインコースの直球をはじき返され、2点を奪われてしまった。

 中3ながら1メートル85と堂々の体格の森川は「見ていてインコースが多かったし、まっすぐを張っていて、最後それがドンピシャ当たった」と堂々のコメント。それを聞いた谷繁氏は「なんか一瞬ムカッときました」と、配球が読まれていたことに対し、悔しさをにじませた。

 桑田氏は2点取られたことにも納得の様子。「野球を通じて色んなことを学んでください」とエールを贈りつつ、「これから高校生になったら恋愛も大事だからね」と中学生たちの緊張をほぐしていた。

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2018年9月16日のニュース