広島・丸 初キングへ加速36号 筒香に2差「しっかり振れた」

[ 2018年9月16日 05:30 ]

セ・リーグ   広島5―7中日 ( 2018年9月15日    マツダ )

<広・中>4回2死一、二塁、丸は中越えにリーグトップの36号3ランを放つ(撮影・北條 貴史)
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 広島は15日の中日戦に5―7で惜敗し、優勝マジック6で足踏みした。丸佳浩外野手(29)は36号3ランを含む3安打4打点の奮闘。一度は5点差を追いつく猛反撃の主役になった。今季のマツダスタジアムでは計77本塁打を数え、09年の開場以来最多だった昨季に13試合を残して並んだ。うち17本を占める丸の強打が頼もしい。

 いまの丸は同じ相手に2週続けて沈黙するような打者ではない。前回7日の対戦でプロ初完封を許した笠原との再戦。2四球はあっても一ゴロと空振り三振で無安打に終わった8日前の借りを個人的にはしっかり返した。

 3回までは適時失策で得た1得点のみ。迎えた4回だ。2死一、二塁でカウント1―1からの直球を完璧に捉え、右翼席へ打ち込んだ。「厳しいコースではなかったので、しっかり振れたと思う。前回はやられていたので、バタバタしないようにまずは1点と思っていた。スライダーが曲がったり曲がらなかったりするので、迷わずに自分のスイングをしようと思った」。6回無死一、三塁では2ボールからの直球を中前へ同点打。5点劣勢を一度は追いつき、大逆転の夢を抱かせた。

 「取られた点数は関係ない。1点ずつ点を取ろうと思っている。劣勢の展開で結果を出せたことは、自信にしたい。でも、勘違いはしないようにやっていく」

 3安打4打点の奮闘。リーグ最多36号はDeNA・筒香に2本差をつけ、本拠地がマツダスタジアムへ移った09年以降では球団最多となる14年のエルドレッドの37本に王手をかけた。チームとしても本拠地で今季77発目。13試合を残して過去最多だった昨季に並んだ。内訳では丸が最多17本。本拠地での猛打に大きく貢献してきたことは数字が物語る。

 88打点へ伸ばし、昨季の自己最多92打点の更新も視野。驚異の出塁率も再び・491まで上げるなど充実ぶりは頼もしい。逆転勝利にはつながらなくても、諦めない姿勢に緒方監督は「一度追いついたところは評価したい」とうなずいた。16日は神宮球場でマジック対象の2位・ヤクルトと直接対決。自力で2つ減らす好機が巡ってきた。(河合 洋介)

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