ヤンキース マー君の代役に2Aの右腕 投手コーチ「マイナーで何試合か良い登板があった」

[ 2018年6月13日 06:39 ]

 ヤンキース・田中将大投手(29)の故障者リスト入りによる代役は、メジャー経験のない傘下2Aトレントンの右腕、ジョナサン・ロアイシガ投手(23)に決まった。15日(日本時間16日午前8時5分開始)の本拠でのレイズ戦に先発する。アーロン・ブーン監督が12日(同13日)に発表した。

 田中は8日のメッツ戦に先発。走塁中に両太腿裏の張りを訴え、5回1失点で負傷降板していた。重傷ではなく、復帰時期についてブーン監督は「数週間で戻ってくると思う」と話している。

 ラリー・ロスチャイルド投手コーチは「今年はマイナーで何試合か良い登板があった。キャンプでも目を引く球を投げていた」と評価する。

 ニカラグア出身のロアイシガは、今季は1Aタンパで開幕を迎え4試合で3勝0敗、防御率1・35。その後2Aトレントンに初昇格し、6試合で3勝1敗、防御率4・32の成績を残していた。

 メジャー40人枠に登録されているため、昇格時に枠を空けるため別の選手を戦力外とする必要はない。

 田中の代役候補にはメジャー経験のあるルイス・セサ投手(26)やデービッド・ヘール投手(30)、また若手有望株のジャスタス・シェフィールド投手(22)らも挙げられていた。

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2018年6月13日のニュース