【牧田和久 Enjoy MLB Life】同僚の日本語コミュニケーションに感謝

[ 2018年6月13日 09:45 ]

パドレス傘下3Aエルパソで投球練習を行う牧田
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 パドレス・牧田和久投手(33)のメジャー1年目を追う連載「Enjoy MLB Life」。ここまで19試合の登板では0勝1敗、防御率6・55。ローテーションの谷間で先発投手を登録させるため、1日には傘下3Aエルパソに再合流した。今季2度目のマイナー調整となった右腕に現状を聞いた。

 ――5月27日に3イニングを完璧に救援し、3試合連続無失点。29日には0/3回を2安打1失点だが、いずれも打ち取った当たりでもあった。状態は上向きに映っていたが?

 「今回はベンチ枠の関係で申し訳ないけど、と監督に言われました。枠(ベンチ入り25人)の中で見るべき選手を試さないといけない。成績の悪い人から外れるのは仕方ないことです」

 ――3Aで調整していく上で、テーマとして意識していることは?

 「自分の普段のプレー、ベストパフォーマンスが出せればおのずと結果はついてきます。日本で結果が良かった時も、細かく考えてはいなかった。メンタル面も、技術面でも足りないところはあります。でも一番は自分のプレーがまだできていないので、それを出し切ることだと思います」

 ――メジャーとマイナーを行き来し、環境の違いはどう感じているか?

 「マイナーは食事であればハンバーガーという感じですが、全く気にならない。2つのチームで意外な共通点が“カンチョウ”という日本語をみんな知っていて話し掛けてきたこと。動画サイトで見たと。自分とのコミュニケーションに、自然と日本のネタ探しをしていたのかなと。そういう気遣いはうれしいし、良い環境でプレーさせていただいています。持っているもの以上は出せないので、しっかりと自分を出していけるようにしていきたいです」

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2018年6月13日のニュース