大商大サヨナラ負け 今秋ドラフト上位候補の捕手・太田が痛恨の悪送球

[ 2018年6月13日 12:10 ]

全日本大学野球選手権大会2回戦   大商大1―2徳山大(延長タイブレーク) ( 2018年6月13日    東京ドーム )

<全日本大学野球選手権 徳山大・大商大>サヨナラ負けした太田(手前)ら大商大ナインはスタンドにあいさつをする(撮影・島崎忠彦)
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 大商大(関西六大学)が徳山大(中国地区大学)に延長11回サヨナラ負けを喫した。9回を1―1で終え、試合は大会規定により、延長10回からタイブレークに突入した。

 悲劇的な幕切れだった。延長11回無死一、二塁の場面。その2球目だった。今秋ドラフト上位候補の捕手・太田光主将(4年=広陵)は二塁走者が飛び出したため、二塁へけん制。その球が中堅へそれると、二塁走者が一気に本塁へ生還した。痛恨の悪送球でサヨナラ負け。太田は「あそこでいい球が投げられない自分の実力不足。最後の最後で力のなさが出た」と唇をかんだ。

 打撃でも4打数無安打、2三振に倒れた太田。「全国に行くと、いい投手がたくさんいる。打たないと勝てない。打ち勝つ練習をしたい」。雪辱の秋へ前を向いた。

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