松坂の現状「勝負の世界に入れる状態にはない」師・東尾修氏が分析

[ 2016年3月17日 11:15 ]

<西・ソ>ソフトバンクの松坂。東尾氏は指先のインパクトの力のなさを指摘

オープン戦 ソフトバンク1-2西武

(3月16日 西武D)
 ソフトバンク・松坂は現時点で勝負の世界に入れる状態にはない。開幕まで残り10日を切った時期。本来であれば、打者相手に自分の球に対する打者の反応を見る時期だ。

 しかし、まだ自分の課題に取り組んでいる時期で、球種ごとの精度を確認することもできない。2月中旬の紅白戦に今季初めて投げるような状態に見えた。

 指先のインパクトの力がない。下半身から腰、肩、指先と力を伝えなきゃいけないのに、どこか体のバランスが悪かったのか、力がまったく伝わっていない。2回の山川を見逃し三振に斬った141キロ外角の速球は、本人はシュートというが、球威は感じなかった。

 12球団一の層を誇る投手陣。松坂にとって唯一と言える1軍のオープン戦で、4月中旬に必要となる先発6番手に入れる可能性を示してほしかったが、工藤監督もまだまだ時間がかかると感じたはずだ。

 この日の状態が本人の中で何割の状態にあるのか。これからは2軍の試合でファームの打者相手に調整を進めることになるが、自分の目指す到達地点を定めないと時間は過ぎていく。自信を持って「いける」という状態をつくり上げられなければ、先発陣の中に割って入ることは難しい。 (スポニチ本紙評論家)

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