オリックス・安達 難病乗り越え来週中にも2軍合流へ

[ 2016年3月17日 17:43 ]

 潰瘍性大腸炎でリハビリを続けてきたオリックスの安達了一内野手が、来週中にも2軍の全体練習に合流する可能性が出てきた。すでに安達は15日から屋外での練習を再開。この日も通常のバットより重い練習用のマスコットバットを使い、フリー打撃では力強く引っ張る打球も披露した。

 軽い守備練習などもこなしており、「自分の中ではかなり体調が戻ってきています。練習も普通にできる」と超回復を宣言。2月上旬に退院した際には9キロ減の70キロまで体重が落ちていたが、すでに76キロまで戻り、投薬治療のおかげで腹痛も治まってきたという。

 現在、遠征中の2軍が、22日から神戸でウエスタン・リーグのソフトバンク戦を予定しており、「そこぐらいから、いけると思う」と合流を希望。試合には出場しないが、試合に出る選手と一緒に打撃、守備などの練習をこなすつもりだ。

 「潰瘍性大腸炎」は、厚生労働相の特定疾患に指定されている難病で、安達は1月下旬に入院し、オリックスの宮崎春季キャンプには参加していなかった。球団のトレーナーは慎重にリハビリを進めており、予定は決まっていないが、安達本人は手応えありの様子。5月上旬ごろとみられた1軍復帰も、早まるかもしれない。

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2016年3月17日のニュース