大谷5回4失点 立ち上がりに課題 先頭打者弾浴びるなど初回3失点

[ 2016年3月17日 14:54 ]

オープン戦<日・ソ1>1回無死 福田に初球を捉えられ右越えソロを浴びる大谷

オープン戦 日本ハム―ソフトバンク

(3月17日 鎌ケ谷)
 日本ハムの大谷翔平投手(21)が17日、ソフトバンクとのオープン戦(鎌ケ谷)に先発し5回84球を投げ4失点。福田に先頭打者本塁打を許すなど初回に3失点し、立ち上がりに課題を残した。

 大谷はプレイボール直後に投じた初球のストレートを、福田に右翼席へと運ばれいきなり失点。続く本多にも二塁打を打たれ、柳田を四球で歩かせた後にカニザレスに左前適時打を許した。

 松田は三振に斬ったが、長谷川の遊ゴロの間に3失点目。この日は制球が不安定で、続く中村、今宮には連続四球を与えた。ラストバッターの斐紹は右飛に打ち取り、2死満塁のピンチは切り抜けたが、初回から打者9人と対峙し3点を失う予想外の立ち上がりとなった。

 2回は柳田をストレート2球で追い込み、変化球で三振を奪うなど本来の調子を取り戻した大谷。3回もカニザレス、長谷川から三振を奪って無失点に抑えた。

 だが、3―3の同点で迎えた5回。先頭の福田にポテンヒットで出塁されると、1死二塁から柳田に勝ち越しの中前適時打を打たれ、この回限りでマウンドを降りた。

 大谷は「全体的に力を入れて前回よりも球数を多く投げることが出来たので良かったと思います。もちろん安定したピッチングが出来れば良いんですけど、シーズン中も同じようなことがあると思うので、内容は別として(開幕に向けて)良い準備が出来たと思います」と前向きなコメント。開幕投手を務める25日のロッテ戦(QVCマリン)を見据えた。

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2016年3月17日のニュース