賭博調査委員会 笠原元投手から近日中聴取へ B氏には断られる

[ 2016年3月17日 05:30 ]

笠原元投手

 巨人・高木京介投手(26)による野球賭博問題を調べている日本野球機構(NPB)の調査委員会が近日中に、賭博相手との間を仲介した笠原将生元投手(25)を再聴取することになった。調査委はこれまでもコンタクトを取り続けてきたが、調査への協力が得られていなかった。

 元東京地検特捜部長で調査委の大鶴基成委員長(61)が16日、「笠原さん本人とようやく連絡がついた。折衝中ではあるが、“(聞き取り調査に)応じましょう”と言ってくれている」と進展があったことを明かした。今回の件では既に疑惑を認めている高木京への聞き取りは困難ではないが、他に賭博をした選手がいないかのあぶり出しが最大の焦点となる全容解明には、笠原元投手らの情報提供が欠かせない背景があった。熊崎コミッショナーも「誠意を持って働き掛ける。工夫を凝らし、合法的かつ柔軟な対応を検討する」と話し、聴取に応じてもらえるよう手を尽くす意向を示していた。

 一方で、NPBから賭博常習者とも認定された飲食店経営者のB氏について、大鶴委員長は「弁護士を通じて、“協力するつもりはない”という趣旨で明確に断られた。プロ野球界での野球賭博を根絶する必要性を訴えてきたが、弁護士が間に入っている時は直接本人にコンタクトしないのがルール」と話し、事実上、聴取を断念せざるを得ない認識を示した。

 B氏は笠原元投手ら3人が無期失格処分を受けた昨秋の賭博問題でも調査対象になったが、その際の調査にも非協力的で途中から聞き取りに応じなくなった。このため十分な究明はできず、高木京の関与を見落とす結果となった。

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