菊川南陵で部員暴力発覚 26日4回戦の東海大翔洋戦を辞退

[ 2014年7月26日 05:30 ]

会見する(左から)菊川南陵・牧野監督、金沢校長、野崎県高野連会長、木村県高野連理事長

 静岡県高校野球連盟は25日、野球部員の暴力行為が判明したとして、菊川南陵が全国高校野球選手権の静岡大会への出場を辞退したと発表した。菊川南陵は3試合を勝ち進み、26日の4回戦に出場する予定だった。対戦校の東海大翔洋が不戦勝となる。

 菊川南陵から6月に野球部員5人による喫煙があったと報告があり、この日には2人の部員が喫煙した部員を注意した際に、暴力を振るっていたとの報告が再びあった。野球部員らが暮らす寮で、3年生と2年生の部員がそれぞれ暴力を振るい、1人が前歯を折った。暴力を振るった3年生部員は「他の部員による喫煙行為が発覚すると試合に出られなくなると思った」と話しているという。

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2014年7月26日のニュース