星野監督 不満爆発「ふざけるな 締め直さないかん」

[ 2014年7月26日 05:30 ]

<楽・日>ピリッとしない投手陣に怒りの表情を浮かべる星野監督

パ・リーグ 楽天1-8日本ハム

(7月25日 コボスタ宮城)
 容赦なく、厳しい言葉でチームを鼓舞する。そこに2カ月のブランクはなかった。腰痛からの復帰戦で投手陣が8四球(1死球)で大敗。楽天・星野監督は「ぬるい野球。最下位は当たり前だよ。最も嫌いな負け方。情けない」と吐き捨てた。

 先発の塩見は5回まで2安打無失点。だが1点リードの6回に1死満塁とされ中田に逆転のグランドスラムを浴びた。その後も中継ぎ陣が四球を連発して失点。終わってみれば8失点での大敗に「末広がりで迎えてくれた」と自虐的に笑った。

 持病の腰痛が悪化した5月26日のヤクルト戦(神宮)から休養し、6月中旬には「胸椎黄色じん帯骨化症」の手術を受けた。ソフトバンクの王貞治会長ら各球団の幹部や親しい友人からは「入院している病院を教えてほしい」と聞かれたが、断った。「血抜きの袋を腰からぶら下げて、点滴も外せなかった。だから見舞いは断った」。激痛をこらえながら孤独なリハビリに耐え「(術後)2週間でイメージ通り歩けるようになった」と振り返る。体重は89から82キロまで減った。

 前日の練習で現場に復帰し、この日は61日ぶりに指揮を執った。「筋書き通りの美談にはならん。それが人生」と話した星野監督は再び「ふざけるな。技術も、気持ちもない。こんなぬるい野球だとどん底に落ちる。締め直さないかん」と不満を爆発させた。闘将の言葉はナインに響くか…。

 ▼楽天・塩見(6回途中4失点で5敗目)5回までテンポ良く投げていただけに残念。悔しい。

 ▼楽天・嶋(復帰試合で大敗)たくさんのファンも集まってくれていたのに申し訳ないです。

 ▽監督の休養後の復帰 病気で1カ月以上の休養後に復帰した監督としては78年の阪急・上田利治監督がいる。当時は前後期制が導入され前期を制したが、後期開幕後の7月17日から気管支肺炎のため休養。球宴の全パ監督も辞退した。監督代行として中田昌宏打撃コーチ、球宴後は西村正夫2軍監督が計24試合指揮を執り15勝7敗2分けで2位から首位に。上田監督は復帰戦となった8月25日クラウン戦に快勝、復帰後も15勝9敗2分けと勢いを持続し後期も優勝を果たした。

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