世界体操金の白井が始球式 「ひねり王子」宙返りでスタンド沸かせた

[ 2013年10月29日 18:30 ]

<巨・楽>始球式に登場した白井健三はアクロバティックな技で球場を沸かせる

日本シリーズ第3戦 楽天5―1巨人

(10月29日 東京ドーム)
 日本シリーズ第3戦で、体操の世界選手権床運動金メダリストの白井健三(神奈川・岸根高)が始球式のマウンドに立った。

 白井は世界体操の男子ゆか決勝で「シライ」を決め、日本体操史上最年少の17歳で金メダルを獲得。背番号189を付けた「ひねり王子」は、グラウンドに現れるといきなり宙返りを決めスタンドを沸かせた。マウンドでは緊張の面持ち、左腕から若干右にそれたがワンバウンドでセレモニーを終えた。

 野球は未経験でバットも握ったことがないという白井は「守るものもないし、緊張する理由がなかった。満足です」と笑みを見せた。

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