ジョーンズ シリーズで今季初外野 でも実は名手だった

[ 2013年10月29日 06:00 ]

外野守備練習を行うジョーンズ

日本シリーズ第3戦 楽天―巨人

(10月29日 東京D)
 101キロの巨体を揺すりながら、楽天のジョーンズが白球を追った。東京ドームで行われた前日練習。左翼の守備に就くと、ノックの打球を無難にさばいた。その動きを確認した首脳陣は左翼で起用する方針を固めた。ジョーンズも、自信を口にした。

 「今年はレフトで打球を見る機会がなかったので感触を確かめたかったんだ。不安は全くないよ。外野では本能に従って守備ができれば」

 DH制のない東京ドーム。ジョーンズは今季、交流戦でも外野を守る機会はなく、一塁手として出場した。大リーグ時代はブレーブスに所属した98~07年は、外野で10年連続ゴールドグラブ賞を獲得した守備の名手。だが、当時より10キロ以上体重が増えて、俊敏さはない。星野監督も「(ジョーンズは)“銀次よりもうまい”と言っていた。ある程度は目をつぶらないと」と語った。

 東京ドームは両翼が100メートルと狭く、左中間の膨らみもない。守備力が問われる可能性は低い。一塁・ジョーンズ、左翼・銀次の選択肢もあったが、一塁は本職である銀次の方が慣れ親しんでいる。総合的な判断で、主砲の左翼起用が最善の策だった。

 打撃面では日本シリーズでここまで4打数1安打ながら4四球。指揮官は「打たないと面白くない。打線の中心はAJ(ジョーンズの愛称)」と4番のバットに期待を寄せる。2試合で2得点の打線を目覚めさせる。頼もしい助っ人も「東京ドームは他のドームより狭い。打球が飛ぶようにしっかり打ちたい」と爆発を誓った。

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