「受け継いでいけたら」大瀬良に津田さん背番「14」提示

[ 2013年10月29日 17:39 ]

広島の1位指名を受け、あいさつに訪れた野村監督(左)らと写真に納まる九州共立大の大瀬良大地投手(中央)

 広島は29日、野村監督や田村スカウトらが3球団競合の末にドラフト1位の入札抽選を引き当てた九州共立大・大瀬良大地投手(22)を訪ね、指名あいさつを行った。

 北九州市のキャンパスで右腕と初対面し、ドラフトの当たりクジに自身のサインを書いてプレゼントした指揮官は「ウチには今年、2桁勝利を挙げた投手が4人出た。大瀬良クンが5人目になってくれれば、これほど勇気づけられることはない 」と期待。大瀬良本人も「野村監督のもとで野球ができるのが楽しみ。期待に応えられるよう頑張りたい」と言葉に力を込めた。

 提示された背番号は、「炎のストッパー」と呼ばれた故津田恒実氏が着けていた「14」。気持ちを前面に出すタイプの右腕は「津田さんに似ていると思うところもあるし、受け継いでいけたら」と話した。

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2013年10月29日のニュース