巨人変えたカミ様がV“立役者”「まだやってない秘策もあるよ」

[ 2012年9月22日 07:25 ]

<巨・ヤ>巨人の3年ぶりリーグ制覇の“立役者”橋上戦略コーチ(左)はジャージー姿でベンチに

セ・リーグ 巨人6-4ヤクルト

(9月21日 東京D)
 巨人が変わった。お家芸と言えば一発攻勢だったが、打球が飛ばない統一球時代では通用しなくなった。変革をもたらしたのは、新設された戦略室のトップとして招へいされた元楽天ヘッドコーチの橋上秀樹戦略コーチ(46)だった。

 試合の際にはスコアラー登録され、ユニホームを着ずにベンチ入りする戦略の「カミ様」である。リーグトップの打率・258、503得点。一発に頼らずに効果的な攻撃を実現させ、3年ぶりのリーグ優勝を後押しした。 

 戦略室はデータの有効活用のため新設された。巨人は選手個々の力に頼った攻撃が顕著だったが昨季導入された飛ばない統一球で通用しない時代になった。チーム全体での攻略が急務となり、その中心となったのが橋上戦略コーチだった。

 まず徹底したのが「低めの変化球は追い込まれるまで捨てる」こと。この指示により、追い込まれるまで狙い球を絞る意識が明確になった。早いカウントから低めのボール球に手を出すケースが減少。昨季リーグ最少の323だった四球が今季は420に増えた。

 ナインからは「はしがみ」をもじって「かみ(神)さん」と呼ばれた。「まだやってない秘策もあるよ」。CSでもその手腕を発揮する準備に余念がない。

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