清水宏保以来24年ぶりの金メダルへ 新浜「やりたい準備は全てできた」

[ 2022年2月12日 05:30 ]

新浜立也(ロイター)

 98年長野五輪の清水宏保以来24年ぶりの金メダルを狙う新浜が、北京を野望達成への通過点にする。1月30日の北京入り後は「五輪は特別ではない。国際大会の一つ」と言い続けてきたが、レース前日も「それは何も変わらない」と強調。「スケート人生の目標は全タイトル制覇。五輪で金メダルを獲れればそれに近づく」と力を込めた。

 新浜は20年の世界選手権スプリント部門を制覇。19~20年はW杯男子500メートルで種目別総合優勝を果たした。残る主要タイトルは世界距離別選手権と五輪の2つ。前日練習ではスタートなどを入念に確認し「やりたい準備は全てできた。早くレースをしたい。全力で楽しむだけ。その結果が金メダルならいい」と自信を見せた。最終15組のアウトスタートで昨季世界王者のローラン・デュブルイユ(カナダ)と同走する。

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