【一問一答】8位の村上 得意のロケットスタート出せず「構えてから鳴るまでがちょっと長かった」

[ 2022年2月12日 20:32 ]

北京五輪第9日 スピードスケート男子500メートル ( 2022年2月12日    国家スピードスケート館 )

 男子500メートルのレースを終えた村上右磨=北京(共同)
Photo By 共同

 スピードスケート男子500メートルで、メダルが期待された村上右磨(29=高堂建設)は表彰台を逃した。第13組で登場し、34秒57で8位となった。

 得意のロケットスタートが出せず、序盤から遅れる展開となったことが痛かった。以下は、一問一答。

 ―結果を受けて。
 「予想タイムとしては去年から思い描いていた展開だったので、そこに届かなかったので、実力が足りなかったと思う」

 ―最初の100メートル。
 「今日はちょっと、スタートが長くて、なかなか出られないのは、そこはちょっと悔しい。今日も9秒54で、ベストの通過ではなかったので、そこがもっと良かったら、ちゃんと戦えたと思う。そこはこれからの課題だと思う」

 ―スタートから序盤は。
 「よくはなかったけど、悪くもなかった。そこからの50からの100があまり伸ばせていなかったので、そこで低く大きい滑りができたらなと思った」

 ―スタートが長かったとは。
 「構えてから鳴るまでがちょっと長くて、フライングで立たされたくらいに思って、でも鳴ったので。若干ロシアの選手が先行していたので、普段ならそこで勝っていたので、出だしで遅れたと思った」

 ―五輪レコードが出た影響。
 「ガオ選手はそれなりにいいタイムで滑ってくると思ったし、カルガリーの時も自分の前に33.8で滑っていて、自分もそのタイムで戦える準備ができたいたので、焦りはなく、いいメンタルはできていた」

 ―力を出し切れたか。
 「タイムは順位は納得できていないが、それまでの準備は満足いく準備ができた。その中でメダルに届かなかったのは、自分の実力が足りなかったと思う」

 ―初五輪。
 「思ったよりもいい準備ができたので、自分に期待してスタートラインに立てたので、その面への後悔はなくて、スタートはもっと決めたかったのはあるが、いい五輪にできたと思う。五輪は他の国際大会よりも気持ちが入るし、楽しい舞台だったので、4年後となると分からないが、毎年1年1年自分に挑戦し続けて、成長すれば4年後もあると思うので、1年1年頑張って行ければ」

 ―お父さんへ。
 「これまでの練習映像を送ってアドバイスをもらったりしていた。今日のレースのコメントは来るかも知れない。ナショナルチームに入るまで2人でやっていたので、ここまで来れたのは学生時代を含めて父が支えてくれたおかげ。ここまで来れたことに感謝したい」

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