【一問一答】小林陵侑「今日の魔物はリンビクだった」 銀メダルは「うれしい気持ちと悔しい気持ち」

[ 2022年2月12日 23:08 ]

北京五輪第9日・ノルディックスキージャンプ男子ラージヒル決勝 ( 2022年2月12日    国家スキージャンプセンター )

銀メダルを獲得した表彰式の小林陵侑(AP)
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 男子の個人ラージヒル(ヒルサイズ=HS140メートル)決勝が行われ、個人ノーマルヒル金メダルに輝いた小林陵侑(25=土屋ホーム)が銀メダルを獲得した。金メダルはマリウス・リンビク(ノルウェー)だった。

 小林陵侑との一問一答は以下の通り。

 ――現在の率直な感想は。
 「う~ん。難しいっすね。うれしい気持ちと、金メダルを逃したことに、ちょっと悔しい気持ち。けど、全体的に2本とも良いパフォーマンスができた」

 ――2回目は自分のジャンプはできた?
 「はい、できたと思います」

 ――ゲートに入る時、リンビクの結果は聞こえていた?
 「下が沸いてたので、いったんだなって」

 ――着地した時の心境は。
 「ちょっと届いてないだろうなって思った」

 ――個人戦でメダルを2個獲得したことについて。
 「安定したパフォーマンスができた」

 ――ラージの良い感覚はいつつかんだ?
 「初日飛んでみて良い感触だった。昨日は自分的に焦りもあったけど、今日はまとめることができたので良かった」

 ――五輪二冠の難しさを感じた?
 「本当に調子が良かったら、チャンスがあると思う」

 ――本来の調子と比べてどれくらいだった?
 「う~ん、割合は分からないけど、ここ(北京)に入る前、ワールドカップでも4位、5位って、ちょっとトップレベルとは遠いジャンプをしていたけど、最終戦でどうにか持ち直して表彰台にもってこられた」

 ――ナイトゲームで注目も集まった。
 「若いリンビクが勝ったので、日本でも楽しんでもらえた人が多いと思う。またワールドカップも目を離さずに見てもらえたら」

 ――五輪で2つのメダルを獲得した気持ちは。
 「う~ん。毎回、世界選手権が合わずにっていう感じがあったけど、五輪は相性が良いみたいで。普段からワールドカップでやっていることができた」

 ――団体戦に勢いがついた。
 「みんなそれぞれ課題があると思うので、自分の良いパフォーマンスができるようにっていう感じ」

 ――今日は魔物いた?
 「今日の魔物はリンビクだったんじゃないですか(笑)」

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