平野歩夢の2回目点数に米解説も激怒「あり得ない!“茶番”だ」

[ 2022年2月12日 05:30 ]

北京五輪第8日 スノーボード・ハーフパイプ男子決勝 ( 2022年2月11日    雲頂スノーパーク )

圧巻のパフォーマンスで金メダルを獲得した平野歩夢(撮影・小海途 良幹)
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 平野歩の2回目の得点に関し、米NBCで解説を務めた米国人レジェンドのトッド・リチャーズ氏が「あり得ない!91.75点だって?ジャッジへの信頼が吹き飛んだ」と激怒した。

 「史上最高のランだった。どこを減点するんだ?“茶番”だ」と語気を強め「危険な技の中でも最も危険な技が報われないのならトリプルコークに意味があるのか?」と訴えた。さらに、3回目に平野歩が96.00点を記録すると、ようやく「正義だ」とした。

 ▽ハーフパイプの採点 6人のジャッジが100点満点で採点し、最も高い点数と最も低い点数を除いた4つのスコアの平均が得点となる。予選は2回、決勝は3回滑り、最高得点を採用。技の採点基準は「難易度」「完成度」「高さ」「多様性」「革新性」の5つだが、いずれもジャッジの主観で、各選手に差がつくように点数をつける。着地で転倒したり手をついたりすると減点対象。なお、回転数は採点基準にはない。

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2022年2月12日のニュース