ジャンボ尾崎がアカデミーセレクションを実施 自身の体作りは「3月からやっていく」

[ 2022年2月12日 17:30 ]

真剣な眼差しでスイングをチェックする尾崎(撮影・福永稔彦)
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 「ジャンボ尾崎ゴルフアカデミーセレクション supported by ISPS HANDA」が12日、千葉市内で行われ、同アカデミーで指導にあたる男子ゴルフの尾崎将司(75=フリー)が中学生、高校生の男女を対象に入会テストを実施した。

 セレクションは13日まで4日間に渡って開催される。合計28人が参加し、後日各選手に合否が通知される。一人一人、スイングや身体能力などをチェックしている尾崎は「男子で3、4人有望なのがいた。女子は全体的にパワー不足」と感想を語った。

 昨年は門下生が大活躍した。笹生優花(20=ICTSI)が全米女子オープンで海外メジャー初優勝。原英莉花(23=NIPPON EXPRESSホールディングス)は大王製紙エリエール・レディースで通算4勝目を挙げた。同アカデミー出身の西郷真央(20=大東建託)も未勝利ながら賞金ランキング4位と健闘した。

 今年もさらなる飛躍が期待されるが、尾崎は「本人たちも結果を出しているし、どう戦っていくか分かっている。それなりのトレーニング、それなりの練習をしなければならない。用意周到にできる人間が上に行く」と愛弟子たちに全幅の信頼感を示した。

 尾崎自身は19年のANAオープンを最後にツアーから遠ざかっている。今年は年明けからトレーニングを始めたが「2、3回やったけど、寒い中でやっても意味がないと思った」といったん断念。「3月からやっていこうと思う」と来月から体作りに着手する意向だ。ツアー復帰の時期については「夏以降?そうだね」と答え、明言を避けた。

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2022年2月12日のニュース