出遅れ響き8位の村上右磨 スタートの間隔「長かった」 スピードスケート男子500メートル

[ 2022年2月12日 20:09 ]

北京五輪第9日 スピードスケート男子500メートル ( 2022年2月12日    国家スピードスケート館 )

 男子500メートルのレースを終えた村上右磨=北京(共同)
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 メダルが期待された村上右磨(29=高堂建設)は34秒57で8位入賞を果たしたものの、得意のスタートで出遅れる痛恨のレースとなった。

 第13組で登場した村上は、最初の100メートルを9秒4台での通過を目標設定。しかし「今日はちょっと、スタートが長かった」と、“ヨーイ”から“ドン”の間隔が普段の大会よりも長かったと証言。「なかなか出られなかった。そこはちょっと悔しい。9秒54の通過で、ベストではなかった」と悔しがった。

 男子500メートルは、地元中国の高亭宇が五輪新記録で優勝。今シーズンのランキング上位勢が滑った第14、15組では、2組連続でフライングとなる事象が発生した。

 ◇村上 右磨(むらかみ・ゆうま)1992年(平4)12月12日生まれ、北海道出身の29歳。全日本距離別選手権の500メートルで2度優勝。今季W杯は最高2位。北海道・帯広工高出、高堂建設。

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