平野海祝「次は兄ちゃんと一緒にメダル」 日本勢2番手9位“兄超え”7.4メートル跳んだ

[ 2022年2月12日 05:30 ]

北京五輪第8日 スノーボード・ハーフパイプ男子決勝 ( 2022年2月11日    雲頂スノーパーク )

弟の海祝(左)と並び笑顔の平野歩(撮影・小海途 良幹)
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 五輪初挑戦で平野歩の弟・海祝(かいしゅう)は、1本目に75.50点を出して日本勢2番手となる9位。入賞は逃したが、回転を加えず高く跳ぶ「トゥーフェイキー」を披露するスタイルにこだわり、“兄超え”の7.4メートルの高さも記録し「目標は一発目に絶対誰よりも跳ぶことだった。すげーと思われる滑りができたと思う」と充実感を漂わせた。

 平野歩の14年ソチ五輪銀に感銘を受け、スノボを開始。この半年間は常に行動を共にし、兄にとっても「プッシュし合える」と刺激になる存在にまで成長した。兄の大逆転劇には「金メダルを獲るべきだと思っていた。めちゃくちゃ感動した」とがっちりハグ。「また4年後もここに立って、次は兄ちゃんと一緒にメダルを獲りたい」と次なる夢を口にした。

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2022年2月12日のニュース