ロコ・ソラーレ、涙の大逆転勝利!ROCに一時3点差も…はね返した3連勝

[ 2022年2月12日 23:48 ]

北京五輪第9日 カーリング女子1次リーグ   日本10ー5ROC ( 2022年2月12日    国家水泳センター )

ROC戦でショットを放つ藤沢五月(ロイター)

 10チーム総当たりの女子1次リーグで、18年平昌五輪銅メダルで世界ランキング7位の日本(ロコ・ソラーレ)は、4戦目でROC(ロシア・オリンピック委員会)を10―5で下して3連勝。3勝1敗とした。次戦は、14日の日本時間午前10時5分から中国と対戦する。

 この日の午前中に行われたデンマーク戦では、スキップ藤沢が最終投でダブルテイクアウトのスーパーショットを決めて3点を奪い逆転勝ち。勢いに乗りたい日本はROC戦の1―2で迎えた第4エンド、有利の後攻で痛恨の2点スチールを許して1―4とリードを広げられた。

 それでも、2―5で迎えた後攻の第7エンドで3点を奪うビッグエンドで同点に追いついた。第8エンドで1点をスチールして6―5と、この試合初めてリードを奪った。第9エンドでも1点を奪い7―5とリードを広げ、第10エンドでROCの攻めを抑え込み勝利を収めた。勝利を決めた後、4人で歓喜の輪をつくり、称え合うと鈴木夕が涙を流した。この涙にほかの3人の目にも涙が浮かんだ。

 試合終了後、鈴木夕は「とりあえず、ショットが全然決まらず辛かった」と涙の理由を語った。

 10日に行われた1次リーグ初戦では、世界ランク1位の前回覇者スウェーデンと対戦し、5─8で敗れた。11日の第2戦は世界ランク5位の強豪カナダに8─5で勝利し、大会初白星を挙げた。

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2022年2月12日のニュース