村上右磨 スピードスケート男子500メートルでメダル逃す 34秒57で8位入賞

[ 2022年2月12日 18:42 ]

北京五輪第9日 スピードスケート男子500メートル ( 2022年2月12日    国家スピードスケート館 )

村上右磨
Photo By スポニチ

 スピードスケート男子500メートルで、メダルが期待された村上右磨(29=高堂建設)は表彰台を逃した。

 第13組で登場し、34秒57で滑り終えて、その時点で暫定6位。最終的には8位となった。

 “第三の男”が無念の結果に終わった。昨年12月の日本代表選考会では森重、新浜に続く3位に滑り込んでの五輪切符ゲット。11月の練習中に転倒し、背中を3針、右腕を4針縫うケガを負い、本調子でない中、世界のひのき舞台にたどり着いた。

 3歳からスピードスケートを始めるも、日本のトップ選手になったのは社会人になってから。「遅咲き」のスケーターが後方からの「まくり」で世界のトップを目指したものの、壁は厚かった。

 ◇村上 右磨(むらかみ・ゆうま)1992年(平4)12月12日生まれ、北海道出身の29歳。全日本距離別選手権の500メートルで2度優勝。今季W杯は最高2位。北海道・帯広工高出、高堂建設。

続きを表示

この記事のフォト

2022年2月12日のニュース