河辺愛菜「絶対に決めたい」 SPとフリー“3A2本” 紀平梨花の思いを胸に自然体で臨む

[ 2022年2月12日 05:30 ]

公式練習で調整する河辺愛菜
Photo By 共同

 フィギュアスケート女子シングルに出場する河辺愛菜(17=木下アカデミー)が「トリプルアクセル2本成功」を五輪の目標に掲げた。11日に本番リンクと練習リンクで2部練習を実施。持ち味である大技は転倒もありながら、2度着氷した。練習後は現地入り後初めて取材に対応し「SPとフリーでアクセルを決めることを一番、課題にしてきた。絶対に決めたい」と言葉に力を込めた。

 昨年末の全日本選手で3位に入り五輪切符を獲得。その後は交流のある紀平梨花(トヨタ自動車)から「おめでとう」「頑張ってね」などと激励のLINEが届いた。「梨花ちゃんからのメッセージは凄く心強かった」。その言葉を胸に国内で練習を続け、9日に北京入り。順調に調整は進んでいる。

 選手村での生活もリラックスできており「(公式マスコット)ビンドゥンドゥンのピンバッジとか買いました」と笑顔。「楽しめるようにしたい」と語る17歳は、自然体で初の大舞台に臨む。

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