羽生の4回転半が五輪公式紙1面で報道「皆の心の中で王者になった」「挑戦する使命果たした」

羽生の演技を大々的に報じる五輪公式新聞
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　11日付の北京五輪公式紙は4回転半に挑んだ前日の羽生の演技を大々的に報じた。1面で「クワッドアクセルは転倒したが、皆の心の中で王者になった」とし、さらに5面でも「クワッドアクセルに挑戦する使命を果たした」とさらに言及した。

　羽生は中国でも人気で、前日の会場前にファンが集結。招待客として会場内に入った観衆はぬいぐるみの持ち込みは禁止だったが、会場外にはプーさんのぬいぐるみを抱くファンもいたという。

　≪海外メディアも称える≫10日の男子フリーで4回転半に挑んだ羽生に関し、海外メディアがその姿勢を称えた。ロシアの「championat.com」は先駆者として挑んだ姿を「羽生は真のサムライだ。フィギュアスケートに対して私心がなく献身的」と表現。米紙ワシントン・ポストは「成功していれば、史上最高の選手として地位を確立することになっただろう。しかし、完成を待たなければならなくなった」と伝えた。