「教えてくださいよ」 ジャンプ・伊東大貴から突然のむちゃぶり

[ 2022年2月12日 05:30 ]

伊東大貴
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 【北京日記】ノルディックスキー・ジャンプの最終種目、男子の団体戦は14日に行われる。98年長野で金、14年ソチで銅を獲得した日本のお家芸だ。飛ぶ順番など各国の思惑、駆け引きに面白みがあり、経験値も重要な要素となる。ソチの銅メダリスト、36歳のベテラン伊東大貴(雪印メグミルク)が出場すれば、豊富な経験は試合の流れの鍵を握るかもしれない。

 公式練習初日。ノーマルヒルの台への対応に苦労していた伊東が、ミックスゾーンでの取材中に話しかけてきた。「僕には難しかった。引き出しはネタ切れ。どうしたらいいですか、教えてくださいよ。長年ジャンプを見ててくれてるじゃないですか」と伊東。突然のむちゃぶりに困惑しながらも「応援してるよ!」と答えると、伊東は「その気持ちを武器に頑張ります」と笑った。そんなベテランの余裕こそ、大舞台での団体戦には必要だ。精いっぱい、応援させてもらいます!(武田 政樹)

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2022年2月12日のニュース