スピードスケート男子500 ラスト2組フライングに世界的に疑問の声「スタート疑惑?」「判定おかしい」

[ 2022年2月12日 19:48 ]

北京五輪第9日 ( 2022年2月12日 )

森重航(AP)
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 スピードスケート男子500メートルでスタートリスト14組、15組で起こったフライングについて世界的に疑問の声が挙がった。

 ラスト前の14組で滑った森重航(21=専大)とビクトル・ムシュタコフ(ROC)。しかし1度目のスタートで森重のフライングが取られてリスタート。2度目スタートは正常で森重は34秒49のタイムでその段階で3位に入った。ラストの15組で日本の新浜立也(25=高崎健康福祉大職)と昨季世界王者のローラン・デュブルイユ(カナダ)が滑った。15組目も1度目のスタートでデュブルイユのフライングが取られてリスタートになった。新浜はスタート直後にバランスを崩して持ち前のスタートダッシュを決められず35秒12で20位。デュブルイユも34秒522とタイムが伸びず森重が銅メダルで同競技の日本男子では、10年バンクーバー大会以来、3大会ぶりの表彰台となった。

 ラスト2組のフライングにネットでは「最後2組に対してどこにスタートのやり直しが必要だったのか」「明らかに最後の2レースはフライングじゃなかったと思う」「スピードスケートのスタート疑惑ない?」「スロー映像でピストル光ってから動いてるようにしか見えないんだけど…」「フライング判定おかしい」などと疑問の声が挙がった。

 海外のファンからも「False start」というワードで疑問の声が挙がった。「不正スタートじゃないですか?不正スタートがなければ簡単に勝ってた」「動いてないのに不正スタートの意味がわからない」などとフライングと判断されたスタート動画などとともに多くの投稿がされた。

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2022年2月12日のニュース