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「ジョン・レモン」完売間近 オノ・ヨーコ氏側“警告”で有名に 仏のクラフトビール

[ 2026年5月7日 05:30 ]

フランスで販売されている「ジョン・レモン」ビール(右から4番目)(醸造所公式サイトから)

 フランス西部ブルターニュ地方で「ジョン・レモン」という商品名のクラフトビールを製造販売している小さな醸造所に、ビートルズの故ジョン・レノンの妻オノ・ヨーコさん(93)の代理人弁護士から、販売を中止するか名前使用料を払うよう警告する通知が届いたと欧米メディアが伝えた。

 醸造所は個人経営で従業員2人の「ブラッスリー・ドゥ・ランプリームリー」。オーナーのオレリアン・ピカール氏によると、通知書には「罰金10万ユーロ(約1835万円)支払うか、販売を止めるまで1日当たり150~1000ユーロ(約2万7500~18万3500円)支払うよう要求があった」という。

 「ジョン・レモン」はレモン風味のビールで5年ほど前から製造。遊び心で「John Lennon」の「Lennon」を「Lemon」にした「John Lemon」の名前で売り出した。ラベルには、レンズがレモンスライスになっている丸眼鏡をかけたレノン風の男性を描いた。醸造所ではほかにも、世界的デザイナーのジャン=ポール・ゴルチエをもじったかんきつ系ビール「ジャン=ゴール・ポチエ」などを販売している。

 ピカール氏は当初、詐欺を疑ったというが、差出人の弁護士が実在していることが判明。交渉の末、7月1日以降は「ジョン・レモン」を使用しないことを条件に、在庫の約5000本の販売許可を得た。この騒動が報道されると、宣伝効果で「ジョン・レモン」はバカ売れ。ピカール氏は「もう1000本も残っていない。コレクターズアイテムになっちゃったよ」と笑いが止まらない。

 ピカール氏は新たな商品名として、フランス語で「黄色」を意味する「jaune(ジョーヌ)」を使った「Jaune Lemon」を考えているが、「ジョンに近すぎる」とヨーコさん側の反応はよくないという。“ジョン・レモン騒動”はこれが初めてではなく、ヨーコさんは2017年には「ジョン・レモン」というレモネードを売り出したポーランドの飲料メーカーを訴えている。

 ≪ビートルズ初来日次ネガ見つかり話題に≫日本では今年、東京・日本武道館で行われたビートルズの初来日公演から60周年を迎える。4月には当時撮影された写真102枚分のネガフィルムが同所で発見されて大きな反響を呼びビートルズへの関心が再び高まっていた。写真を調査した専門家によると、撮影者は不明だが、新聞や雑誌に掲載されなかった未公開の貴重な資料だとしている。

 発見された写真はモノクロで、演奏風景に加え、福助人形を笑顔で眺めるジョン・レノンら一行の滞在中の様子も収められていた。福助人形は、1967年に発表されたアルバム「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」のジャケット写真に小さく写っていたものとみられる。

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