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セレッソ大阪 サクラ咲ケ

C大阪 DF井上黎生人はチーム愛と家族愛あふれる“守備のかなめ”

[ 2025年8月20日 07:00 ]

浦和から完全移籍で加入したC大阪DF井上黎生人(C)CEREZO OSAKA
Photo By スポニチ

 C大阪の選手やスタッフが思いを語る連載「サクラ咲ケ」。今回は、DF井上黎生人(りきと、28=写真)が登場。J3からJ2、J1へと確実にステップアップしてきた守備の要は浦和から完全移籍で加入後、リーグ戦で2試合続けて先発出場を果たした。家族愛とセレッソ愛で攻撃的なサッカーの中核となるべく、すべてをささげて戦う覚悟を示した。

 セレッソ大阪サポーターの皆さん、浦和から移籍してきました井上黎生人です。6日の天皇杯4回戦・FC東京戦で初めてベンチ入りした時に「黎生人くん、これからよろしくお願いします」とサポーターのみなさんに言ってもらえたことが本当にうれしくて。セレッソに来た責任と自覚を持って、自分のすべてを出して戦いたいと思いました。

 J3鳥取、J2だった岡山、そしてJ1京都と試合に出続けることで僕は成長してきました。浦和には試合に出られないことを覚悟しての移籍でした。正直悩む時間もありましたが、すばらしい選手に囲まれて“試合に出ることが当たり前じゃないんだよ”という大事なことに気づかされました。苦しかったけど、浦和に行って良かったと思っています。浦和で学んだことをセレッソで生かしたいです。

 チームにはむちゃくちゃ溶け込みやすかったです。岡山で一緒だった(上門)知樹がリハビリ中でいなくて、なじめるかなって心配だったんですが、今までで一番ファミリー感があって、年下の子が積極的に話しかけてくれて。(香川)真司さんがみんなにあいさつした時に「一発芸やれ」って(笑い)。それで溶け込めたので、ありがたかったですね。

 おばあちゃんがスペイン人なので、スペイン語は英語よりも聞き取りやすいんです。京都の時、神戸戦に出て試合後にイニエスタにスペイン語で話しかけたこともあります。あの試合、神戸は負けたので不機嫌だったですね。でも、夢のような時間でした。セレッソには高橋仁胡君がいるので、スペイン語を学ぶ機会は増えそうです。

 浦和では大阪と2拠点生活をしていました。家族で一緒に住めることの喜びと幸せを感じています。次女がセレッソが一番好きなチームで、一番下の子の好きな色がピンク。ユニホームを着た写真を見て「かわいい~」って言ってくれました。サポーターのみなさん、これからも井上黎生人をよろしくお願いします。

 ◇井上 黎生人(いのうえ・りきと)1997年(平9)3月9日生まれ、島根県松江市出身の28歳。「雑賀JSCキッカーズ玉湯SC」でサッカーを始め、父の転勤で滋賀の「RESTA FC」へ。鹿児島実卒業後、2015年にJ3鳥取に加入。6シーズン120試合に出場し、21年に当時J2の岡山に移籍。岡山でもリーグ戦全42試合に出場し、22年に京都へ移籍。24年に浦和へ移籍した。1メートル80、77キロ。利き足は右。家族は夫人と1男3女、愛犬「えー助」。

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