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セレッソ大阪 サクラ咲ケ

カピシャーバ 結果残して日本生活エンジョイ! 趣味の釣りも早く行きたいね

[ 2023年4月19日 05:30 ]

C大阪FWカピシャーバ(ジョアン・ヴィクトル・ダ・ヴィトーリア・フェルナンデス)
Photo By スポニチ

 C大阪の選手やスタッフが思いを語る連載「サクラ咲ケ」。今回は今季加入したFWカピシャーバ(26、写真)が登場。3月8日のルヴァン杯・FC東京戦で決勝点となる来日初ゴールを挙げ、今季の公式戦初勝利に導いた陽気な助っ人が、サッカーだけでなく私生活も語った。

 セレッソファミリーの皆さん、はじめまして。カピシャーバです。チームのみんなからもそう呼ばれているので、ぜひスタジアムでは「カピ」と呼んでほしいです!

 キャンプでは合流が少し遅れてしまい、コンディション不良もあって開幕からは出られなかったけど、ルヴァン杯のFC東京戦で初ゴールを決めました。ホームで、皆さんの前で決めることができて本当にうれしかったですし、このチームに入れて良かったと心から思いました。レオ(セアラ)はポルトガル語が話せるから常に一緒にいますけど、特にシンジ(香川)、タメ(為田)、カケル(舩木)、トクマ(鈴木)はよく声をかけてくれて、そのおかげでチームになじむのが早くなったように感じます。最近、出場時間が増えてきているのも彼らのおかげ。波に乗って頑張りたいです。

 皆さんはまだ、あまり知らないと思うので、僕のことを少し紹介させてください。趣味は昔から釣り。故郷のグァラパリは海沿いの街で、いろんな魚が釣れました。日本でも通訳に“連れて行って”と頼んでいるんだけど、まだ行けていません。つい最近、運転免許の切り替えが完了したので、自分でいろいろ行ってみようかな。海遊館とアトア(神戸市の劇場型アクアリウム)には行って、たくさんの魚を観賞してきました。

 日本に来て、おいしいなと思ったのはやっぱり寿司でした。本場の寿司はおいしい。うどんも好きですが、驚いたのはサイゼリヤのクラムチャウダー。あれはめちゃくちゃおいしくて感動しました。ちなみに、納豆も試したんですが、口に合いませんでした。これから、日本のいろいろなスポットや食べ物を楽しみたいです。

 こんなふうに日本をエンジョイできているので、やっぱり一番大事なのは、サッカーで結果を残すこと。このチームはみんなが温かくて、僕を受け入れてくれています。必ずタイトルを争えるチームだと確信していますし、まずは上位争いができるところまで早くたどり着けるように頑張りたい。ぜひ、熱い応援をよろしくお願いします。

 ◇カピシャーバ(ジョアン・ヴィクトル・ダ・ヴィトーリア・フェルナンデス)1997年1月9日生まれ、ブラジル出身の26歳。登録名「カピシャーバ」は「(出身の)エスピリトサント州の人」という意味。16年にアトレチコ・ミネイロでプロデビュー。同クラブに所属しながらレンタル移籍で、のべ7クラブを渡り歩き、最後に在籍したジュベントゥージで20―21年シーズン、1部昇格に貢献。今季からC大阪に完全移籍で加入。1メートル70、64キロ。利き足は両方。

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