セレッソ大阪 サクラ咲ケ

藤本康太アンバサダー クルピ監督の攻撃的サッカーはチームに“はまる” 「注目はキヨと潤」

[ 2021年1月19日 05:30 ]

来季から強化部門に携わるC大阪・藤本康太アンバサダー

 C大阪の選手やスタッフが思いを語る連載『サクラ咲ケ』の第12回は、一昨年に現役を引退した藤本康太アンバサダー(34)が登場。8年ぶりに復帰したレヴィー・クルピ監督(67)を知り尽くす元DFが、チームの注目ポイントなどを挙げた。

 一昨シーズン限りで現役を引退して、昨年からアンバサダーを務めました。コロナの影響もあって決まっていた予定がキャンセルになることも多かった昨年は思い描いていたような活動はあまりできず…。ただ、その中でもやれること、できることに今年も継続して取り組んでいきたいと思っています。

 チームの方では、まずレヴィーが帰ってきましたよね。僕は07~11年、12~13年と一緒にやっていて、復帰を聞いたときは正直“またか”と(笑い)。でも、個人的には良い印象しかない。チームとして掲げるコンセプトでもある“攻撃的”というところで、選手の持っているものを引き出せる監督です。

 このチームに凄くマッチしているなと思うのは“攻撃こそ最大の防御”という考え方。攻撃の選手はとにかく結果を求められ、それを支えるのが守備。守るときの約束事はなかったけど、レヴィーのもとでは自分自身、守備は攻撃の一部という感覚が強かった。クリアボール一つにしても、味方につなぐことをめちゃくちゃ意識させられていました。

 攻撃的なサッカーを実践していく中で、もし以前のように4―2―3―1の布陣なら、1トップには誰が入るのか。従来の1トップはボールを収められるタイプが理想のようにあるけど、レヴィーのサッカーだと、そういうタイプはハマらないというか。裏に抜けたり、逆に引いてきて2列目の選手を前に出したり、流動的なFWの方がハマる印象。トヨ(豊川)なのか、新加入のタガートなのか。加藤や嘉人さん(大久保)もできるし、面白いポイントですよね。

 注目している選手としては、まずキヨ(清武)が1人目。個人的には今季、潤(西川)に期待している部分はあります。1トップか2トップかで入るポジションも変わるだろうけど、潤はガンガン点を取るというよりも、チャンスメークも含めて勝負するタイプ。おそらく、ある程度は自由にやらせてもらえるとは思う。レヴィーの下で、彼がどうやってゴールやアシストを積み重ねていくかを見ていきたいですね。 (C大阪アンバサダー)

 ◆藤本 康太(ふじもと・こうた)1986年(昭61)4月2日生まれ、熊本県出身の34歳。熊本国府高から05年にC大阪加入。1年目から出場機会をつかみC大阪ひと筋でJ1、J2通算216試合出場13得点。15年間の現役生活を終え、昨年にアンバサダー就任。

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