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セレッソ大阪 サクラ咲ケ

森島社長「今季こそ頂点」の思い、そして“もう一つの野望”は…

[ 2022年2月22日 17:27 ]

C大阪・森島寛晃社長
Photo By スポニチ

 C大阪の選手やスタッフが思いを語る連載「サクラ咲ケ」の第24回は森島寛晃社長(49)が新年を迎えての決意を表明した。昨季の悔しさを糧にタイトル奪取を目指し、魅力あるゲームを提供すると約束。最後には“もう一つの野望!?”も明かした。

 皆さんいかがお過ごしでしょうか。セレッソは1月14日にヨドコウ桜スタジアムでチーム始動記者会見を開いて新加入8選手をお披露目しました。既に22年シーズン開幕に向けて動き出しています。
 昨季は2つのタイトルを獲るチャンスがありながらルヴァン杯は決勝で、天皇杯は準決勝で敗れました。あと一歩で届かなかった悔しさがあるので、タイトルへの思いは一層強くなったと感じます。今季はみんなで戦って頂点を目指したい。昨季はなぜ勝ちきれなかったのか。勝者のメンタリティーを大事に、勝ちにこだわることを追求したい。チームでも既にそういう話をしています。

 新型コロナウイルスの変異株、オミクロン株による感染拡大が続き、先行き不透明な部分はあります。それでもクラブとしては、制限なしの100%でサポーターのみなさんをスタジアムへ迎えられるよう準備を整えていきます。満員のスタジアムで選手と皆さんが一体となり、タイトルを目指して戦いたい。

 セレッソをもっと好きになってもらえるよう、新たなサポーターが増えるよう、まず魅力あるサッカーを提供しないといけません。各ポジションに2人は配置して定位置争いを促すよう統括部も準備してくれました。選手も昨年の悔しさを忘れず、日々励んでいます。コロナ禍で声を出しての応援はまだ難しいでしょうが、みんなが元気になるゲームを提供できると信じていますし、私自身がとてもワクワクしています。

 昨夏に就任した小菊監督が引き続き指揮を執ります。クラブで十数年を過ごし、さまざまな監督の下でチームに必要なものを吸収し、選手からの人望も厚い。これまでの経験を生かし、思い切って采配をふるってもらいたいですね。勝負にこだわる、戦う姿勢を選手に求める監督だと期待しています。

 本拠地のヨドコウ桜スタジアムは選手とサポーターの距離が近く臨場感たっぷりのスタジムだと自負しています。昨年に吉本興業と「エンタメパートナーシップ」を締結し、スポーツと笑いの融合でさまざまな取り組みを行います。その第1弾としてトミーズ雅さんを名誉監督に迎えたセレッソ応援隊を結成しました。スタジアムの内外で皆さんにワクワクしてもらえることを昨年以上にやっていきたい。

 もう一つ、今年の目標を言い忘れていました。スポニチさんで毎日、プロ野球・阪神以上にセレッソの記事が載ることです。“セレッソの選手が頑張った”という記事が1面になるようにクラブ一丸となって頑張ります。

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