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セレッソ大阪 サクラ咲ケ

上門知樹 小菊監督の下で成長できた1年 移籍2年目は「攻守に結果を求めてやっていきたい」

[ 2022年11月16日 05:30 ]

セレッソ大阪・上門
Photo By スポニチ

 C大阪の選手やスタッフが思いを語る「サクラ咲ケ」。今季、J2岡山から新加入したMF上門知樹(うえじょうさとき、25)が移籍初年度を振り返った。印象深い2試合やオフの過ごし方、目指すべきところ、そして真価が問われる23年へ向け、偽らざる心境を口にした。

 今季は試合に出られる時期も出られない時期もありましたが、今までサッカーをやってきた中で、技術、メンタルの両方ですごく成長を感じる一年でした。それは小菊監督がいたから。監督のおかげで成長できました。先日の練習でも話をさせてもらう機会があり“メンバー外の時も、腐らずにやってくれた。そこからはい上がって、チームを助けてくれてありがとう”と言っていただきました。

 今年印象に残っている試合は、8月6日にホームであった神戸戦です。ゴールはありませんでしたが、攻守において、自分自身のパフォーマンスを発揮できたと感じます。もう一つは、9月21日にあった浦和とのルヴァン杯準決勝第1戦。開始2分でロングゴールを決めた一戦です。その後、決勝にも進めましたし、ああいうゴールを、来年はまた出せるようにやっていきたい。また、ゴールだけじゃなくて、守備をやらないと試合にも関わっていけないので、シーズンを通して、攻守に欠かせない存在になりたいです。

 今年はW杯開催のため、オフ期間が少し長いので、有意義に活用したいですね。体調を崩すことが多かったので、食事面を見直そうと思います。体の部分は、今季は当たり負けするシーンもなかったので、しっかり強化もしながら、今の体を維持したいです。地元の沖縄に帰ってリフレッシュすることも考えています。海がきれいですし、一番落ち着く場所。家族といると気持ちも安らぎます。

 23年シーズンは、序盤からしっかりと活躍したいです。目指すところは、日本代表に入ること。目標は大きく持ちつつ、プレーしたい。移籍1年目の今年は、慣れる1年になりましたけど、来年は結果にこだわらないと生き残っていけない。攻守に結果を求めてやっていきたいなと思います。あとは、チームのみんなでタイトルを一つでも多く獲りたいなと思いますし、小菊監督とともに、タイトルを獲りたいです。(C大阪MF)

 ◇上門 知樹(うえじょう・さとき)1997年(平9)4月27日生まれ、沖縄県うるま市出身の25歳。与勝高卒業後、16年にJ3琉球に入団し、20年にJ2岡山へ完全移籍。翌21年には41試合の出場で13得点を挙げた。今季からC大阪へ完全移籍。3月12日の清水戦でJ1初得点。1メートル66、61キロ。利き足は右。

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