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香川真司 “難敵”広島撃破誓う「俺らの職業は勝ってナンボ」29日ホームで激突

[ 2023年4月22日 09:45 ]

C大阪・香川

 リーグ9位のC大阪は29日、ヨドコウ桜スタジアムにホームで5連敗中と苦杯をなめさせられている広島を迎える。昨季ルヴァン杯決勝で煮え湯を飲まされたライバルは、今季も3位と上位を快走中。悲願のリーグ制覇を目指すC大阪にとって避けては通れない相手に、今季から復帰したあの背番号8が立ち向かう。(順位、数字は21日現在)

 リーグ戦では18年からホームで勝てていない相手にも、海の向こうで戦っていた、この男にとっては関係ない。誰よりも勝利に飢えているMF香川真司が立ちはだかる。

 「チームメートもいいヤツばかりで、ありがたいし刺激になっている。まだ慣れている途中のところもあるし、時間は必要なんですけど、やっぱり、俺らの職業は勝ってナンボ、結果残してナンボなんでね。もっと勝ちたいし、勝つ確率を上げるサッカーをしたい」

 古巣に戻った背番号8は2月18日、新潟との開幕戦からインパクトを与えた。MF奧埜博亮の一時勝ち越しゴールの起点となる、あいさつ代わりのスルーパスで衰え知らずの足さばきを披露。3月12日の鳥栖戦では復帰後初ゴールとなる華麗な先制ボレーで勝利に導いた。いずれも桜色に染まったヨドコウ桜スタジアムで印象的な活躍を見せた今季の香川。「シンジのゴールが見たい!」というサポーターの熱きチャントは、必ず耳に届くはずだ。

 昨年11月に手術をした左足首も、入念なケアをしながら回復してきている。今月1日の横浜戦で復帰後初めて、約3年ぶりに90分間ピッチに立ち続けると札幌戦、FC東京戦と3戦連続でフル出場と頼もしい限りだ。「ケアの部分に関しては本当にありがたい。この環境に凄い感謝しています」とこうべを垂れる。

 香川自身、J1で広島と対戦するのは初めて。J2時代の08年に3試合を戦い、全て黒星を喫した。それでも最後に対戦した同9月28日(長居)にはゴールを決めている。今季第8節で下したFC東京にも直近7戦で2分け5敗と苦戦していたが、奧埜の決勝ゴールに絡む活躍で負のデータを吹き飛ばした。開幕戦後に語った「自分が経験したことのない雰囲気だったので凄く驚いたし、そこでスイッチが入った。彼らの力がどれだけ大切かを感じた」というサポーターへの感謝は、心の底から湧いてきたもの。大声援に背中を押されながら、立ちはだかる難敵を倒しにいく。

 ◇香川 真司(かがわ・しんじ)1989年(平元)3月17日生まれ、兵庫県出身の34歳。06年C大阪入団。10年7月にドルトムント移籍。12年6月にマンチェスターUへ移籍し、14年夏にドルトムント復帰。ベシクタシュ、サラゴサ、PAOK、シントトロイデンを経て今季からC大阪復帰。国際Aマッチ97試合31得点。1メートル75、68キロ。利き足は右。

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