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セレッソ大阪 サクラ咲ケ

GK福井光輝 金鎮鉉に挑戦状「超えていかなきゃいけない」 29日は古巣の町田戦「恩返しを」

[ 2025年4月16日 07:00 ]

 C大阪の選手やスタッフが思いを語る連載「サクラ咲ケ」。今回は、GK福井光輝(29)が登場。2日の岡山戦に続いて12日の鹿島戦で勝利に貢献した。今季、町田から完全移籍で加入した背番号1。16年間、C大阪のゴールに君臨してきたGK金鎮鉉(キム・ジンヒョン、37)への挑戦など、“髭男GK”が今季に懸ける思いを明かした。

 セレッソのサポーターのみなさん、(脳振とうにより交代した)岡山戦ではご心配をおかけしました。福井光輝です。自分としては時間をおけば、やれると思っていたのですが…。実は僕、キャンプ中に脳振とうで救急車で運ばれて。それを考慮してドクターストップになったのです。6日広島戦には間に合いませんでしたが、脳振とうプログラムに沿って状態を上げて鹿島戦に出ることができました。サポーターのみなさんから多くのメッセージをいただいて、全部見ました。インスタグラムのストーリーズも受けさせていただきました。ありがとうございました。

 セレッソのサポーター席の前で守れるのは心強いですね。昨年のルヴァン杯、町田のGKとしてヨドコウのピッチに立ちましたが、後半は背中からゴールキックとか全部ブーイングされたりして嫌だなあと思っていました。サッカー専用スタジアムで(観客との距離が)近いんですよ。町田は陸上トラックがあるので。岡山にも鹿島にも、みなさんがいるからこそ勝つことができました。本当に心強い存在です。

 僕がサッカーを始めたきっかけは中村俊輔さんです。気がついたら左利きだった偶然もあって。俊輔さんがジュビロ(磐田)にいた時、キャンプに参加したんです。当時監督だった名波さんが「シュン、おまえのファンだぞ」って紹介してもらって。「何でキーパーなんだよ」って言ってもらいました(笑い)。パパス監督のサッカーはGKからビルドアップしていきます。俊輔さんのようなパスワークはできませんが、キックに自信を持っているので、試合で出していきたいです。

 セレッソには16年間ゴールを守ってきたジンヒョンさんがいます。僕はそんなジンさんの日常を見ていて、やっぱり半端ないですし、常に準備を続けていらっしゃいます。そういう背中を追って、超えていかなきゃいけない存在ですし、本当に僕は日々勉強させてもらってます。29日には古巣の町田戦があります。ピッチで恩返ししたいし、しっかり準備していきます。大学の時から生やしているひげが僕のトレードマーク。試合の時はきっちり整えていますよ。応援、よろしくお願いします。

 ◇福井 光輝(ふくい・こうき)1995年(平7)11月4日生まれ、神奈川県藤沢市出身の29歳。10歳でサッカーを始める。湘南ジュニアユース、湘南工大付、日体大出身。17年3月に町田の特別指定選手になり、18年入団。同年5月3日のJ2リーグ・東京V戦で初先発し、23年に町田がJ1昇格を決めるまで正GKとしてゴールマウスを守った。昨年4月7日の川崎F戦でJ1初出場。1メートル84、78キロ。利き足は左。

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