×

セレッソ大阪 サクラ咲ケ

柴山昌也 「ダービー」で移籍後リーグ戦初先発 大宮から加入した若武者が逆転3位のキーマンになる

[ 2023年11月15日 11:00 ]

C大阪MF柴山昌也
Photo By スポニチ

 C大阪の選手やスタッフが思いを語る連載「サクラ咲ケ」。今回は7月28日にJ2大宮から完全移籍で加入したMF柴山昌也(21)が登場。先月28日のG大阪との大阪ダービー(ヨドコウ)で移籍後リーグ戦初先発を果たすなど、いま最も勢いに乗っている若武者だ。逆転3位へのキーマンがラストスパートへの熱い思いを語った。

 セレッソファミリーの皆さん、こんにちは。柴山昌也です。大宮時代からずっと変わらない背番号の48番は「シバ」にかかっています。

 セレッソに移籍して、はや3カ月が過ぎました。たくさんの先輩、後輩から学ぶことが多く、刺激的な毎日を過ごしています。最初はJ1の雰囲気や緊張感で、いつもしないミスが出たこともあったんですけど、セレッソの練習は本当に強度が高いんです。練習の強度が試合よりも高く感じることもあるので、そういう日々を過ごしていることで、だんだん慣れてきました。

 ガンバ戦ではセレッソに来て初めて、スタメンで使っていただきました。大宮ではJ2にいたのでダービーというものを戦ったことがなく、ピッチに立つとものすごい迫力でした。ゴールを決めることはできませんでしたが、いいシュートを打てましたし、手応えを感じてきています。

 同年代の選手がたくさんいるのも心強いですね。特に(MF石渡)ネルソンと一緒にいる時間が長いです。プライベートでは後輩とご飯に行くことも多いです。基本的に(FW北野)颯太、(MF阪田)澪哉、(FW大迫)塁も含めてみんな連れて行きます。全員年下なので、もちろん全部自分がごちそうしますよ。大宮でも先輩にそうしてもらっていたので、今度は自分が後輩たちに返していかないといけないなと思っています。

 チームは3連敗と苦しい時期もありましたが、いい状況になってきています。勝てない時でも熱い応援をしてくださっているサポーターの皆さんの声援はずっと届いていました。自分へ期待してくれている声もかなり入ってきていて、ありがたい限りです。いい準備をして、それに応えたい。12日のマリノス戦では負けてしまいましたが、残り2戦、皆さんの声援をパワーに変えて連勝して、必ず笑って終われるように頑張りたいと思います。最後まで熱い応援をよろしくお願いします!

 ◇柴山 昌也(しばやま・まさや)2002年(平14)7月2日生まれ、群馬県高崎市出身の21歳。新町第二小2年から高崎FC中川で本格的にサッカーを始め、新町中、浦和北高では大宮の下部組織に所属。20年12月にトップチームでデビューし、翌21年に正式昇格。今年7月28日にC大阪へ完全移籍。J2通算94試合出場8得点、J1通算7試合出場。1メートル61、59キロ。利き足は左。

続きを表示

バックナンバー

もっと見る