SGカウントダウンコラム

SG「第29回グランドチャンピオン」18日開幕 あと6日 ボートレース多摩川

[ 2019年6月12日 05:30 ]

「日本一の静水面」として知られるボートレース多摩川
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≪水面・エンジン≫

◆09年クラシック以来10年ぶりSG開催

 ボートレース多摩川は東京都府中市にあるプール型のレース場。SG開催は池田浩二が優勝した09年クラシック以来、10年ぶりとなる。水質は淡水。チルトはマイナス0・5度から3度まで使用できる。

◆「日本一の静水面」 インは全速攻撃受けやすい

 最大の特徴は水面の穏やかさだ。スタンドと対岸の樹林に囲まれており、一年を通して波風が立つことは少ない。そのため、ついたキャッチフレーズが「日本一の静水面」。ボートレースの魅力の一つ、スピードターンの応酬を堪能できる。コーナーで思い切って握れるため、インは全速攻撃を受けやすい。過去1年間(昨年6月~5月)の1コース1着率は51・8%と全国平均より3ポイントほど下回っている。一方、2~4コースは全て全国平均超え。特にカドに引ける4コースは平均を2ポイント近く上回っており狙い目だ。また、北風の場合は対岸の樹林の影響を風向きが刻々と変化する。スタートが難しくなり、これも波乱を呼ぶ要因となっている。

 現行エンジンは5月24日から使用開始。グラチャンが4節目となる。初下ろしからまだ日が浅く、相場はほぼ白紙状態だ。

 13日は松井繁、吉田拡郎両選手を紹介する。

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