SGカウントダウンコラム

SG「第26回チャレンジカップ」21日開幕 あと3日 ボートレース三国

[ 2023年11月18日 05:00 ]

白井英治(左)と宮地元輝
Photo By スポニチ

◆白井 GPへ優勝しかない!!

 昨年、師匠の今村豊さんに託されたグランプリ制覇を達成した白井英治。しかし、SG優勝戦で切ったフライングの罰則により、今年6月までの出走はG3以下のみ。SG復帰戦になるはずの蒲郡ダービーも、7月にフライングを切ったため出られなくなってしまった。それでもコツコツと賞金を積み上げ、選考26位で何とかチャレンジカップ出場権を獲得。グランプリ参戦へ、望みをつないだ。ただし、ボーダーの賞金18位とは準優勝で得られる1300万円よりも大きな差。もうチャレンジカップ制覇しか道は残されていない。窮地に追い込まれた22年賞金王の戦いに注目したい。

◆宮地 年間SG初皆勤なるか

 白井の悲願達成の1レース前に、SG初制覇を飾った宮地元輝も見逃せない存在だ。昨年の大村グランプリシリーズは毒島誠のイン戦を破っての戴冠。今年のSGもクラシックからダービーまでフル参戦し、8月のメモリアルでは優勝戦まで駒を進めた。自身初の年間SG皆勤が見えてきた23年。どうせならベスト18による頂上決戦で締めくくりたいだろう。鍵を握るのは9月以降、続いている不調からの脱却。相性のいい前走地・大村で何かきっかけをつかめていれば、グランプリ初出場も夢ではない。

続きを表示

バックナンバー

もっと見る